昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: May.2007
ビューティフルネーム
呼びかけよう名前を すばらしい名前を♪
▼ビューティフルネーム
作詞・良橋陽子&伊藤アキラ
作曲・タケカワユキヒデ/唄・ゴダイゴ

ルマンドとシャルマン/1974年代

ウィ セ シャルマン〜

宝塚でベルばらが初演されたこの年、フランス風のネーミングで企業イメージの払拭を狙った商品が登場した。ファッションはパリ発が定番だった時代だ。

『シャルマン』はダイハツ工業の最上級車種で、ダイハツ(大阪発動機)という下町の青い空♪なイメージとはかけ離れたフェミニンなネーミングで売り出された。

イメージキャラクターは小川知子。違いのわかる大人の女という事で起用されたのだろう。私より上の世代には、かつて*レーサーと浮き名を流した小川知子という意味合いもあったのかも知れない。
(*故・福沢幸雄は福沢諭吉の孫でパリ生まれのファッションモデル兼トヨタの契約ドライバー。テスト走行中に死亡)

『シャルマン』は新型車として登場したが、中身は一世代前のトヨタカローラのお下がりで、本家の王朝から押しつけられたとうの立った厚化粧のお姫様といった風情があった。

王朝といえば、フランスのブルボン家の名前を掲げた菓子メーカーから、『ルマンド』が発売されたのもこの年だ。ブルボンのブランド名で売っていたが、当時の社名は北日本食品工業だった。

昭和40年代に『*うすやきせんべい』の北日本として馴染んでいたので、『ルマンド』が出た時はダイハツ『シャルマン』に通じるモノを感じた。
(*昭和43年 発売)

ブルボンは『エリーゼ 』『シルベーヌ』『ルーベラ』・・と お水系?のネーミングの接客菓子で現在のポジションを不動のものにし、社名も『ブルボン』に改名、新潟の一米菓メーカーから脱却した。

一方、ダイハツは不人気に終わった『シャルマン』の後継車『アプローズ』もぱっとせず、トヨタの連結子会社となった今、小型車はトヨタの受託生産のみで軽自動車に専念している。

社名を“オルレアン”にしておけば良かった?

▼ブルボン・ルマンド
ブルボン・ルマンド

▼ダイハツ・シャルマン
ダイハツ・シャルマン

ダイハツ・シャルマン


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