昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Feb.2008
ビューティフルネーム
呼びかけよう名前を すばらしい名前を♪
▼ビューティフルネーム
作詞・良橋陽子&伊藤アキラ
作曲・タケカワユキヒデ/唄・ゴダイゴ
ニューコンビーフ/1960年代

白さと香りの ニュービーズ♪

1975年に花王の『ニュービーズ』がリニューアルされて、『新ニュービーズ』と呼ばれた時に違和感があった。命名時にはさらに新がつくことを想定してなかったのだろう。

ニュービーズの誕生は1964年。高度成長時代の真っ直中、世の中に「新」が溢れていた。新幹線開通で、新大阪、新横浜・・と新駅が誕生。ホテルニュージャパン、ホテルニューオータニが開業した。

同じ頃、ニューのついた日本独自の食品が誕生した。ノザキの『ニューコンビーフ』だ。コンビーフは塩漬け牛肉(corndbeef)だが、アルゼンチン式、ドイツ式、日本式の製法があるらしい。1940年代末に日東ベストが日本式を開発し、商社の野崎産業のブランドで発売された。

60年代に廉価版として誕生したのがニューコンビーフ。牛肉の代わりに八割を馬肉にして価格を下げた。コンホースとせず、ニューコンビーフとしたのはまさに苦「肉」の*策だったのだろう。
(*公正取引委員会から指摘され、70年代始めにニューコンビーフという名称が決まった)

手頃な価格でコンビーフの普及にも貢献したと思われるが、2005年の法令改正で、牛肉100%のものしかコンビーフの表記は出来くなり、業界の希望で従来のニューコンビーフに相当するものだけ『ニューコンミート』と表記できることになった。

ニューに本物ではないという意味があるのは日本だけだろう。


《資料》
畜産物缶詰及び畜産物瓶詰品質表示基準
コーンドミート缶詰又はコーンドミート瓶詰
畜産物缶詰又は畜産物瓶詰のうち、食肉を塩漬し、煮熟した後、ほぐし 又はほぐさないで、食用油脂、調味料、香辛料等を加え又は加えないで 詰めたものをいう。
「コンビーフ」と、コンビーフ以外のコーンドミートを 詰めたものにあっては「コーンドミート」と記載すること。ただし、牛肉と馬肉を併用したも の(牛肉の重量が牛肉及び馬肉の合計重量の20%以上のものに限る。)を詰めたものにあって は、「ニューコーンドミート」又は「*ニューコンミート」と記載することができる。
コンビーフ缶詰又はコンビーフ瓶詰
 
コーンドミート缶詰又はコーンドミート瓶詰のうち、原料の食肉として 牛肉のみを使用したものをいう。
▼ノザキ・ニューコンビーフ


▼明治屋・ニューコンビーフ
ケロヨン
中身はノザキと同じ日東ベスト製ではないかと思われる。


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