昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン
Update: Jul.2007
ビューティフルネーム
呼びかけよう名前を すばらしい名前を♪
▼ビューティフルネーム
作詞・良橋陽子&伊藤アキラ
作曲・タケカワユキヒデ/唄・ゴダイゴ
ドレッサーとアン・ルイス/1974年

髪に栄養 ドレッサーしましょう♪

ヘアコンディショナーという言葉が知られてなかった頃、家庭で行うトリートメントとは「リンスを湯に溶いて髪を浸す」ことだった。

そこへ登場した新製品が、花王の『ドレッサー』だった。チューブに入ったクリームを髪につけてマッサージするというもので、シャンプーの前にやるのも新しいスタイルだった。

CMのモデルは『グッド・バイ・マイ・ラブ』がヒット中のアン・ルイスで、翔んでる女になる前の清純派だった。ヘアケア商品のCMではお約束のストレートロングで、黒髪なのが時代を感じさせる。

『ドレッサー』はシャンプー後の櫛通りが良くてこれは良いなと思ったが、シャンプーのさっぱり感が薄れるのが難点だった。しっかり洗ってしまうと『ドレッサー』の成分が落ちてしまうような気がするからだ。

結局、商品としては長続きせず、80年代にはいると姿を消してしまった。理由のひとつは、厚生省の医薬品等適正広告基準の改正で、化粧品広告では医薬品的な効能・効果の表現が出来なくなり、「髪に栄養」と謳えなくなったことだろう。

その頃、 花王はヘアケア商品に新風を吹きこんだ。毛先の丸いヘアブラシ『ルーネット』だ。今では毛先の丸いのは珍しくないが、当時は初めて見た。ブラシの密度も絶妙で髪が絡まず、把手の角度も使いやすかった。

アン・ルイスはその後、新奇性のある商品のモデルに起用される事が多かったように思う。短命に終わった大塚食品の即席麺『アルキメンデス』のモデルもやっていた。

『ルーネット』は丈夫で、発売当初に2本買ったうちの一本はいまも浴室に置いてある。見るたびに頭の中で『ドレッサー』のCMと『グッド・バイ・マイ・ラブ』が流れるのだ。


《余談 》
ドレッサーが発売された頃、鏡台をドレッサーと呼ぶようになった。洗面化粧ユニットが普及して、JIS制定されたのが 昭和48年。化粧をする場所も多様化した。

《ルーネットをお探しの方へ 》
花王ルーネット花王ルーネット
現在、ルーネットも後継のラビナスも販売終了ですが、類似品のセデュウス・ブラッシングブラシは入手出来ます。
商品情報 セデュウス ブラッシングブラシ>>
製造元は花王へOEM供給していたのかも? もしかしたら同じ物かも知れません。
▼花王フェザー・ドレッサー・トリートメント
花王ドレッサー

▼アン・ルイス
グッド・バイ・マイ・ラブ
作詞・なかにし礼 /作曲・平尾昌晃
CD商品情報>>

▼花王ルーネット
花王ルーネット
発売当初は黒と濃いワインレッドの二色だった 。

▼花王ヘアケアまつりCM花王ルーネット
花王ルーネット


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